塾のタイプ
塾のタイプは大きく分けて2種類で集団授業タイプ・個別指導タイプになります。また、大手の塾さんや長く地元でやってる塾さんなどにも分けることができます。
ここでは、まず、お子様が集団・個別のどちらが合うのかを考えていきます。
集団塾タイプ
授業の進み方は基本的に予習型です。先生は基本的に正社員の方々が指導してくれるので先生の学力は申し分ありません。科目は5科目すべて見てもらえる塾さんが多い(中1までは3科目などもあります)です。
集団塾の強みは何といっても予習型で受験に強いことです。学校の予習はだいたい7月くらいには終えて、夏休みから本格的に受験対策に入っていきます。塾内での模試もどんどん実施し、勉強量をどんどん確保していきます。
ここまで見ると絶対に集団塾がお得に見えるかもしれません。しかしながら、集団だから受験は安全とも言えません。
予習型の授業ゆえに、その授業ペースについていけなくてもなかなかフォローがされない(先生方の目線でいうと生徒さん全員へのフォローが追い付かない)ことが多いのです。また、集団授業で起きやすいのが、先生とお子様との相性問題です。先生が選べないので、相性が合わず塾をやめる、というケースもあります。
個別指導タイプ
個別指導は、お子様の苦手なところからじっくりできたり、お子様の性格になるべく合わせて担当する先生を決めていったりするので、その点では集団塾より安心できるかもしれません。授業中に質問しやすいのと、手が止まっていることに先生が気づきやすいので、授業中にぼ~っとしている時間は集団に比べると少ないかもしれません。また受講科目は、苦手な科目に絞って学習することもできるので、ピンポイントで勉強することもできます。
個別指導はだいたい社員は1名~2名程度、残りは基本的にアルバイトの先生(大学生が主)になります。進路指導は社員が実施するケースもあれば授業を担当している先生が実施するケースもあります。そういう意味で、集団塾より不安を抱いてしまうケースもあります。
また、個別指導は集団塾に比べ、コストが高くなりがちです。入試は公立の場合は5科目で勝負です。個別指導であっても、入試で合格するための提案も中3生になるととくに増えます。映像授業などのフォローもありますが、それでもかかる費用は集団塾に比べると高くなりますです。
さの塾はどっち?
さの塾は、今までの塾経験を活かし、小集団形式で個別にお子様に指導していく集団塾と個別指導を組み合わせた指導形態となっております。集団塾で指導していた時は、勉強が苦手な生徒や質問ができない生徒へのフォローがどうしてもやりきれなくなってしまうことに対しての苦い思い。個別指導だと先生が休まれるケースもあったり、私自身が1対2の授業ということと日々の業務もあり、教えられる生徒さんの数にも限りがあることが悩みでした。ですので、私自身がもっと多くの生徒さんと向き合い直接指導できるように、集団授業と個別指導の経験を組み合わせた授業形式を取り入れました。